
〜〜はじまりのはじまり〜〜
最近始めた2学期の期末テストへの勉強。
2学期の期末だけあって、9教科分も勉強しなくてはいけない。
遅々として進まないからか、2時を過ぎたからか、どうも眠気が襲ってきた。
明日は学校だったかなぁと、壁に掛けあるカレンダーを見てみると、
丁度明日は第2土曜日で休みになっている。
それを見て安心したのか、私の気持ちは夢の中へと落ちていった・・・。
どのくらいの時間がたったのだろう。
私は、ふと目が覚めた。
時計を見てみると、まだ3時半を指している。
一体なぜ起きてしまったのだろうか・・・。
そう私が考えていると・・・。
「コンコンコン」
ん?コンコンコン??この音から言うと、窓ガラスからか・・・。
寝ぼけなまこで電気をつけて、窓ガラスにかかっているカーテンを開ける。
ちなみに、私の部屋は2階の南側に位置している部屋だ。
よく考えてみれば、こんなところの窓ガラスを叩くやつなどいない。
しかし、寝ぼけていた私は、そんなことに気づくはずもなかった。
「ふぁ〜い、今開けまふよぉ〜」
私が鍵を開けると、なにか浮遊物が私の部屋へと入ってきた。
それを確認すると、私は窓を閉めて鍵を掛け、カーテンを閉めてもとの通りにした。
今度はベッドで眠ろうとした矢先、その浮遊物が机のところに乗った。
そう言えば、電気を消していなかったことを思い出した私は、
ベッドから離れ、電気を消そうとした。
と、その時机の上の浮遊物へと目が行く。
「や〜ん、可愛いよぉ〜〜〜」
思わず眠気が吹っ飛んでしまうくらい、それは可愛かった。
よくマンガなどである、キツネをコミカルに描いたのをだいぶ縮めたような感じの生物?だ。
可愛いものに目がない私は、猫かなにかに話しかけるかのように、
ついつい抱いてしまったその生物?に話しかけた。
「あなた、おなまえは〜?」
嫌がっているのかもしれないが、手らしき部分を持って遊んでいると、その生物?の口がかすかに動いた。
「・・・・・・ふぇ・・・い・・・と・・・・・・」
は?運命?というか、しゃべった???
「しゃべれるのね。フェイト…っていうの?」
その問いに答えるかのように、その生物・・・もとい、フェイトはうなずいた。
これから起こる、運命を受け入れるかのように・・・。
朝、木漏れ日が私の顔を照らす。
起きたくないのに、容赦無く・・・ってあれ?
カーテンしてなかったっけ?
なんで開いているんだろう・・・。
私は、明日が休みの日は必ずカーテンをちゃんと閉めているはずなのだ。
だけど、なんで・・・。
私が寝ぼけて考えていると、「……にゅ〜」という声が聞こえてきた。
にゅ〜?
私が発したものではない。
となると・・・?
思い当たる節を見つけた私は、がばっとふとんから起きあがった。
辺りを見渡してみると、なんと私の枕の横に、昨日の生物?がいたのだ。
寝顔も何とも可愛らしい。